店主より

いらっしゃいませ。
ようこそ、つるよしそばへ。

私どもは、さくらんぼの本場、山形県東根市で商売を営み、半世紀以上もの間、地元のみなさま、観光でお越しのみなさまにご愛顧いただいてまいりました。もともと農家であった私たちの先代は、手づくりの餅やだんごの製造と販売をきっかけに創業し、以来、そば屋となってからも地元素材による手づくりの味をご提供してまいりました。

そばはもちろん、ラーメンも、うどんも自家製麺です。お餅も自家製の杵つき餅です。山形名物の板そばも納豆餅もございます。げそ天もございます。ラーメンとお餅のセットもございます。どれも山形らしく、田舎らしく、手づくりのやさしい味わいです。

店舗は国道13号沿いにございます。
どうぞお気軽にお立ち寄りくださいませ。

お店の歴史

一九四七年
村山市土生田に農業の傍ら
団子の製造販売(屋号よしま)
一九五七年
餅の製造販売開始
一九六二年
つるよしそば店創業
一九七二年
東根店開店

うちの店名「つるよしそば屋」

山形新聞(昭和49年8月25日掲載記事より)

村山市や隣の尾花沢市、北村山郡には歴史のある有名なそば屋がありますが、うちは私が始めた新しい店です。店の名前は付けるのにあれこれと苦労しましたが、父の鶴松の一字と屋号のよしをくっつけて「つるよし」としました。私たちの商売は何といっても味が勝負ですから、そば作りとそばつゆの味付けに一番神経を払っています。土地柄ですか、味にうるさく、いろいろ注文をつける人もいますが、大変役に立つことあります。これからもみなさんからの評判のよい店にしていきます。(先代/矢作留雄)

つるよしそばの「蕎麦と餅」

太打ちそば(山形田舎そば)

創業時から変わらず、玄そばから挽いた全粒粉のそば粉を独自の比率で配合。たべやすいように短めに切った、素朴で薫り高い太打ちの田舎そば。噛めば噛むほど味が出て、食べ応えを楽しめます。二八そば。

細打ちそば

丸抜きしたそばの実を使用。太打ちとは対照的に、細長いそば。上品なそばの味とのど越しを楽しめます。十一そば。

※そばの銘柄は、キタワセソバ(主に北海道・東北産)、でわかおり(山形県産)最上早生(山形県産)など

板そば

山形県北村山地区を中心に食べられるお蕎麦。昔、農作業等の後に大きな長い板や木箱にそばを盛り付けて振る舞い(そば振る舞い)をしたのが由来とされ、現在は、木製で長方形の浅い箱状の器(板)に平らに盛りつけられるのが特徴。嗜むというよりは食事という考えの為、お腹が満たされるように量も多く太打ちが特徴。

たれ

厚削りの鰹・鯖・宗田節をふんだんに使用。数時間かけて出汁を引き、特製生醤油で作った本かえしを合わせた自家製たれ。蕎麦湯を注いで飲んだ後の余韻も大切に作っています。

天然水

地下数十メートルから汲み上げた天然の地下水。当店では、すべてこの水で賄われています。クセがなく、軟らかいおいしい水です。

杵つき餅

山形県産ヒメノモチを100%使用し、ガス釜で丁寧に蒸かします。風味・食味・食感・ツヤの良い餅に仕上げるため、短時間で杵と臼で素早く搗きます。たったら餅(一升餅)・のし餅・上棟式餅等も対応可。